覚 書(案)
ネストアット奄美(以下「甲」という。)と芦徳集落区長(以下「乙」という。)は,甲が建設及び営業する「ネストアット奄美コンシェルジュ・ヴィラ・ホリデーホーム」建設及び営業に関して,集落説明会で報告された,@奄美を大事にし,芦徳を大事にしたもの A地域住民との連携・地域素材の活用 B工事の安全と赤土流出防止に対する考慮の3点を踏まえ,以下のように確認し,覚書を交わす。
1 建設に当たって甲は以下の点を留意する。
赤土流出がないよう細心の注意を払う。養殖モズク等に影響が出た場合は,甲,乙及び養殖業者の三者で対応策を協議する。
集落住民の安全確保に全力を尽くし,近隣住民に騒音等で迷惑をかけないように努める。
交通量が増える中で子どもの交通事故を避けるため,工事車両は集落内徐行を徹底し,登下校時には運行を控え,事故が絶対に起こらないように努力する。
上記⑴ないし⑶を工事関係者に徹底する。
2 営業に当たって
甲は,経営権を譲渡するときは譲渡先等について,1か月以上前に乙に報告する。
海洋汚染が発生し養殖モズク等に影響が出た場合は,甲,乙及び養殖業者の三者で対応策を協議する。
宿泊者が集落に迷惑をかけないよう十分配慮する。
海水調査を毎月行い,集落に報告する。
営業後発生する集落に関する諸問題については,甲及び乙は情報交換を密にし,改善策を見出すよう努力する。
この覚書の成立を証明するものとして,本覚書2通を作成し,甲乙記名押印のうえ各自1通をそれぞれ保持する。
平成28年 月 日
甲 鹿児島県奄美市名瀬末広町1−9−202
株式会社 ネストアット奄美
代表者代表取締役 田畑 美千代 ㊞
乙 鹿児島県大島郡龍郷町芦徳1728−5
芦徳集落 区長 大村 允久 ㊞
この文書は,あくまでも「案文」であり,相手方との関係もありますので,多少の変更についてはご了解願います。ご意見のある方はお近くの活性化委員までお寄せください。最終的な確認は集落活性化委員会で行います。